Profile

立教大学社会学部社会学科卒。
1995年外資系代理店マッキャンエリクソンを退社して独立。90年代後半G-SHOCKブームの牽引車として活躍し、2004年ファッションブランドのPRを行うifca showroomを表参道に開設。
現在、ファッションブランドやスポーツブランドに特化したPR会社で数多くのPR戦略を指揮する。
G-SHOCK、ASICS、Amazon、FOREVER21 and more
ダイビング、歴史小説、DJイベント、城廻り
東京生まれ 鎌倉育ち
さてアメリカ滞在、2日目6月17日はSunday。
Casio Americaの本社はNYCにあると思いがちだが、その隣にあるNew Jersey州にあるのであり、この日はそちらに向かう事になる。
チェックアウト前の空き時間を利用して、ホテルの近くにあるEmpire State Buildingに登りNYCをお上りさん感覚で眺めてみる事にした。
30年前にはじめてNYCに着いた時もまず最初にこのEmpire Stateに登った事を懐しむ。
この「摩天楼」感覚がたまりません!
そしてマンハッタンから約1.5時間、New Jersey州に到着した。
Morristown(モリスタウン)というこの町。
典型的なアメリカの地方都市という感じで東洋人とすれ違う事もない。
大都会NYCからすぐの距離だが、ど田舎(失礼!)である。
この日の夜は自分に取ってのLEGENDアーティストであるDavid Crosbyのconcertを、
この町のMayo Performing Arts Centerで観ることが叶った。
宿泊するホテルにチェックインすると何とDavid本人が自分の前を通り過ぎた。
意を決して話しかけ「Hey David!(冷汗) I came from Tokyo to see you!」と話しかけると、気難し屋で知られていた彼が振向いて立ち止った。
図々しくも「最近のアルバム」への感想とかを喋りまくったのが良かったのか、何となく話を聞いている様子。
CSNやCSNYの話しは一切しないで、Snarky PuppyのMichael LeagueやBecca Stevensとのプロジェクトについて質問すると凄くうれしそうで、表情も緩んできた。
立ち話だがウッドストックにも出演した伝説の人と会話できるなんて夢心地である。
言葉はなにより「度胸とタイミングが肝心」であると実感。
翌日はNYCに戻り再度ACE HOTELにチェックイン。
佐々木が探してくれた「NoMad Restaurant」で夕食。
中ほどに吹抜けがあり夜空が垣間見える気持ちの良い空間とステキなサービス。
接待に是非オススメなレストランである。
翌日は再度Blancマガジンと打ち合わせしてプレゼンの準備。
さらに、G-SHOCKの主要卸先を訪問して、売場の現状を確認する。
Macy'sにもこんな売場があるんだから、伊東専務は頑張っている。
ここでもG-SHOCK Sシリーズが売場スペースを占有していた。
その間インターネットのNewsで、カリスマとしてカシオの黄金時代を築いた樫尾会長の
訃報が入って来たり、とプレゼンに向けて色んな意味で緊張が高まる。
そして、最終日。
遂にプレゼンの時を迎えた。